先生を続けるのだったら、責任と向き合う覚悟と準備を続けないとね。

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こんにちは、jinbocchiです。

このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。と言いつつ数日、朝には更新されてません、頑張ります。

もし記事一覧をご覧になられる方は、上の筆記体みたいなロゴからお願いします。

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教育業界にいると、よく言われることに『学歴が全てか否か』『勉強ができるだけでいいのか』というようなものがあります。

学校教育、そこから派生する受験教育。そこから生まれる学歴依存やらなにやら。それって本当にいいことなのか?と。

この考えというか価値観は、現代では大分ざわついてきてます。身の回りにも、SNSにも、いろんなところで騒がれます。

そんな真面目なことだって考えることもあります。たまにはね。

jinbocchiです。

さて、今日は『先生を続けるのだったら、責任と向き合う覚悟と準備を続けないとね。』というタイトルでお届けします。

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『将来のために勉強しなさい』

このフレーズ自体は世の中に浸透しきったものかと思います。

ワタシが子どもの頃から大人になるまでもそう。

大人になって塾という環境にいてもそう。

将来のために、勉強をして、受験をして、いい学校に入って、いい職場に入る。

そんなレールの上に乗れるように、勉強をしなさいという言葉は飛び交ってました。

しかし、学歴だけじゃ無いぞと、学校の勉強が出来たところで社会で使えないぞと。そんな声もたくさん出でくるのはリアルな話。

これはどちらも正解というか、どちらも選択肢なだけで別段、正解不正解という観念はないはずなんですね。

けど、塾や学校で進路指導をされている子どもたちの反応を見ると、やはりなんだかんだ“良い学校に行く”というのを強く言われるようです。

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個人的な意見としては、ですが。

なんやかんや言いつつも、大多数のヒトが学歴を用いたフィルターの先に、世界を支えているさまざまな業界につくわけです。それをこぞってナシにすることは意味がなく、そういった道を取ることはとても大切なことでもあります。

そのためには、受験としっかり向き合って自己を高める必要は、バチバチにあります。

そういった意見を軸にしているけど、それはそれ。

確かに、そこから外れるというか、全く違う道を辿る人だっていますよね。

絵が得意でイラストレーターになりたい、音楽が好きで音楽で食っていきたい、アニメが好きで声優になりたい。

それらはどう向き合うべきなのでしょうか。

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残念なことに、そういった世界の話を出来るスキルや経験が無いんですよね。リアルな話。

中にはね、そういうことさえ色々詳しい人もいると思います。その知見から、子どもたちの将来の夢に向けて、現実に即したいろんな相談やアドバイスをできるかもしれない。

けど、ほぼいないでしょう。さすがに。

そうなるとね、先生側も『中途半端なアドバイスをするなんて責任が取れない』と感じると思います。

「わたし、将来は声優を目指してます」
ここに声優としてのあれやこれや、アドバイス出来ませんよね。なかなか。

「わたし、漫画家になりたいので高校進学はしません」
こうなったらマンガの書き方とかストーリーの展開とか、アドバイス出来ませんよね。そもそも。

それに向けて頑張る努力は大切なことだとしても、先生の側からすると背中を押してあげにくい。だって分からないもんな。

そうなったときに「どうなるか分からないから、将来のためにもとりあえず勉強はしておけ」的な感じの路線をたどります。

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不思議なことに勉強面となると、他の様々な職種への訓練のアドバイスとは違って、どこかしらに『勉強をしっかり頑張れないのは、努力不足』みたいな価値観も同居します。

勉強って、やっぱ忍耐とかと紐ついちゃって、ちょっと好きじゃない言葉だなぁ。

さすがに何でもかんでも、いろんな進路を的確な指導を出来る力はつかないと思います。塾にいるなら、基本は進学、受験指導だからね。

けど、やっぱ少しの教養としていろんな世界のことは知っておきたいです。そして、子どもたちのもつ将来への悩みや思いに、少しでもしっかり向き合えるといいですよね。

結局、将来の決定は自己決定でしかないのですがね。ただ「とりあえず勉強しとけ」を言わないようにしたい。

そのために、面と向かって対話して、話を聞いてあげられるヒトでいたい。

そんな風に思います。

今日はこんなところで終わりにしようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日が今日より少しでもよくなりますように。

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