こんにちは、jinbocchiです。
最近ハマっている漫画に『呪術廻戦』があるんですけども、みなさんは読んでますか?
どっぷりハマっていけるような要素が満載です。さっき、ワイドショーでも取り上げていたので、割と普段は漫画読まない人も知っているんじゃないでしょうか。
漫画の話題で最近ニュースになったもので、『進撃の巨人』もありますね。こちらはついに最終回を迎えるってことで、ずっと読んでいた人も盛り上がるし、これを機に読んでみようって人も増えそうです。
そんな漫画の話題は、以前もブログに書きました。そこで、文章と一緒に絵が描かれていることがイメージを具体的に想像できる助けになる、的な話を書きました。
ですが、今回の『呪術廻戦」の面白さというか、漫画としての面白さの特徴は、少しばかり違う側面があります。
それが『考察』と『伏線』と『非描写』の絡み合いです。
『考察』っていうのは、言わずもがな。漫画の楽しさの1つで結構な方々がやっていると思います。今となっては、人気漫画の考察は、必ずと言っていいほどで行われますよね。
で、その考察の際にメインで考えれるのは『伏線』です。これは言葉の定義的には
1)後で起こることをあらかじめほのめかすこと
2)後のことが上手くいくように前もって準備すること
という感じですかね。
漫画の考察をしていて面白いポイントの1つが、この『伏線』を探したり、気付いたりすることです。
「4巻の15Pに書いてあった!」とか「第49話のタイトルがここで使われた!」とか。
おおお、ってなりますよね。
で、その『伏線』の楽しさからくること以外にも、もう一個面白いものがあります。それが『非描写』です。
さっきの書き方で赤い文字にしましたが、『伏線』の特徴はあらかじめほのめかすことが多いんです。けど、これって、ほのめかすからこそ同時に”気づいて欲しい”っていう作者側の意図もふんだんに含まれると思います。
が、そこと違って、ほのめかしていなかったり、書いていてもそんなに気づかなすぎるレベルで些細に出てくる情報。そういうレベルのものがあります。言うなれば”気付かれなくてもいいけど、大事にしている設定”という感じ。気付かなくてもいいよ、っていう、伏線とはちょっと違うもの。
これらが、SNSやブログを中心にいろんな人たちがやれるから、物語への理解や深みがどんどん膨れ上がって行くんですね。
『呪術廻戦』は、割とそれが強い。って話。
ので、めっちゃ色々と考えていけるネタがたくさんあって、ハマってます。
少し前の漫画でいうと『BLEACH』とか、バチバチにそれ。今度、映画化もされるし、盛り上がってきましたよね。
こんな感じの面白さって、ネットが近い(=スマホで接続が楽になった)現代では盛り上がってきてるよね。昔も2ちゃんとかmixiとか、そういうエリアでは賑わっていたと思うんだけどね。
どんな風に楽しむのかは、個々人の勝手だし、自由なんだけども。細かいところに立ち入る面白さを感じるのって大事だなぁと思います。それって、調べたり考えたり、予測したり検証したり、めっちゃ勉強のそれと同じなんですよね。
そうやって面白がって、作品に深入りするっていう研究・探究心が大事だなぁと感じます。
以前、群馬県は谷川の旅館『旅館たにがわ』に泊まったんですけど、太宰治のゆかりがあって資料館があったんです。そこに、地元の中学生が考察した「走れメロスは、その内容を検証するに、走れよメロスの方がいい」みたいなレポートがあって面白かったんです。
「ねとらぼ」にも取り上げられてましたんで、リンク貼っときます。こちら
どういう流れだとしても、それぞれの面白さがあるし、それに向けて知恵を振り絞る。
こういう作業って、尊いよね。
ってことで、ワタシも漫画を考察する記事を書いていこうと思います、これからは。
毎日のアップする「真面目そうな記事」とは別に、淡々と頑張っていこうと。
とか言って、どれだけ書けるのかしら。。。