やってみろ、しくじったら、うまくしくじれ。

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こんにちは、jinbocchiです。

タイトルは、フランスの劇作家であるサミュエル・ベケットの格言です。

実際の言葉は

Ever tried. Ever failed. No matter. Try Again. Fail again. Fail better.

by Samuel Beckett

やることなすこと、何もかもうまく行かなかったとしても、気にすることはない。もう一度挑戦しなさい。もう一度失敗しなさい。そして、前より上手に失敗すればいい。

サミュエル・ベケット


私の方でタイトルにしたのは、原文の後半にある「Try Again. Fail again. Fail better.」の部分の日本語訳なんですけど、私の好きな海外ドラマの吹き替えで出てきたセリフの日本語訳です。

これだけで何の海外ドラマか分かる方は、話がはずみますね。

さて、そんなタイトルから入りました。

失敗を恐れたり、失敗を無理に避けたり、失敗を後悔したりするよりも、うまく失敗をすれば、そこから学びが生まれて次に活かせるだろうって感じですかね。

しくじり先生!みたいな。

この発想は、いろんな場面で言われる、教科書的な人生の処世術みたいなもんですよね。

しくじり先生は、私自身も好きな番組のひとつで、しくじりからの学びってのはホント役立つ知識だなぁと思います。

しくじり先生って言うと

芸人さんとかが売れて、天狗になったところで大失敗
とか


忙しさに自分を見失って、体調を崩して失踪
とか


うまい話にホイホイついてったら、人生終わる程の借金
とか

テレビ的に、なかなかビッグなしくじりを並べられてるイメージもあるんですが、いくら学びが大きいとは言え、そうそう出会えるものでもない。

私は普通に生きてて、そういうしくじりに出会うのか?と言えば、まー出会わないわけです。

さすがに年に数回はさ、仕事とかプライベートで、「うわぁーやっちゃっよ…」みたいなことはあるだろうけどね。


で、今回のタイトルの最初の部分が重要だなぁと思ってるわけです。

やってみろ、しくじったら、うまくしくじれ。

しくじりの前には、やってみる(挑戦してみる)ことが必須なのですよね。

当たり前のようですが、しくじりを避けたいのは当たり前の心理であり、そうなると、我々は自然とやってみない(挑戦してみない)ことを選択しているんじゃなかろうか、と。

だから、そもそも何よりも、我々は「やってみること」を大切にしないといけないんじゃないかなぁ、と。

しかも、いきなり大きなことを「やってみること」はハードルが高いから、何でもいいから、小さくてもいいから、何はともあれ、試しにやってみるんだ。「やってみること」で全てが始まるってことなんよね。


例えば、普段からコンビニで朝ご飯にパンを買うことが当たり前だとしよう。

そうすると、無意識に『失敗したくない』って思いから、明らかに美味しそうな、明らかに好きそうな、外れなそうなパンを買っていると思う。そして、毎日、割と同じ選択肢になっているでしょう。

そこで普段は全く選ばないようなパンを買って食べてみる。

そんな小さいことでもいい。その選択が『失敗』と決めつけていただけかもしれないし、案外美味しいかも?いや、やはり美味しくないかも?

けど、そうやって意識したら、失敗というよりも発見なのではないだろうか。

そんな意識で、いろんなことに挑戦するのが大事なのかと思います。

あまりハードルを上げずに、ささやかな挑戦を。

そしたらきっと、自分の身の回りにたくさんの発見があって、積み重なっていく。うまい失敗をしたなぁと思う日がきっとくるんだろうなぁ、と。

そんなことを思いふけながら、今日も味の冒険してみよう。

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