言葉の着飾り方ひとつで、世界は明るくも暗くもなる。

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こんにちは、jinbocchiです。

このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。

もし記事一覧をご覧になられる方は、上の筆記体みたいなロゴからお願いします。

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ブログを開始してはや三ヶ月が経ちました。何気に昨日の記事が100本目でした。90記事ではその様子を取り上げたくせして、100のが見た目がいいのに忘れてました。

その昔、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』という長寿漫画の99巻を記念に買いに行ったのを思い出しました。いや、そこは100巻じゃないかい?と。どうやら昔から変わってないようです。jinbocchiです。

さて、今日は『言葉の着飾り方ひとつで、世界は明るくも暗くもなる。』というタイトルでお届けします。

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ブログもそこそこに書いてきて、それなりに言葉を扱うようにはなってきたのでしょうか。以前よりも広告のキャッチコピーとか、本の帯の何気ないフレーズとか、いろんなことに意識が向くようになった感覚はあります。

そこで結構な割合で意識の向くポイントが、ちょっとだけ付随した言葉です。

例えば、この記事のタイトルは『言葉の着飾り方ひとつで、世界は明るくも暗くもなる。』です。

このタイトルを『言葉の着飾り方で、世界は明るくも暗くもなる』というように、“ひとつ”を抜いて書くこともできます。些細な違いですが、ワタシの伝えたい部分が大きく削がれる感じが出ます。

全体のコピーも大切にしつつ、案外ワンフレーズや単語にこそ、そのパワーが秘められているんですよね。

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企業のコピーなんかを見ても、それは感じられます。例えとして、食料品や関連商品を扱う企業のものを並べてみます。

「やがて、いのちに変わるもの。」(ミツカン)

食料品関係なので、それはやがて人の身体に貢献していくわけですが、“命”とするか“いのち”とするかで印象が変わりますよね。ブログ書いてて思うのは、ひらがなの持つ優しさのイメージは、日本語特有の響きです。

「i’m lovin’ it」(マクドナルド)

私、マクドナルドのハンバーガーが好きなのよ!という意図を込めるフレーズなんですが、これは進行形にしていることの良さですよね。躍動感やライブ感があり、ただのI love itとは訳が違います。

「おいしい記憶をつくりたい。」(キッコーマン)

上のミツカンとは、また違う角度から面白い言葉回しです。それは、“おいしい”という形容詞が“記憶”にかかること。普通の言葉の使い方では、ここにはつかないはずなのに。こうすることで、おいしい食事が食べれる食卓が作り出す、楽しそうな幸せそうな記憶を感じさせます。

これらはコピーという世界で、より短くキレの良い言葉を生んでいるため、ブログとは異なる様子もありますがね。ただ、本質的には同じです。キレの良い一文、一フレーズ。

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塾での仕事というのは、大部分が生徒や保護者の方との言葉のやりとりです。会話、面談、手紙や通信、電話にメールに、エトセトラ。ワタシがブログどうこういう次元じゃないくらい、毎日言葉が飛び交います。

その言葉は、やはり些細な単語一つで良いものになったり、悪いものになったりするんですね。

ちょっとだけ付随した言葉のせいで、相手を傷つけることもあり得る。

ちょっとだけ工夫した言葉のおかげで、相手が救われることもあり得る。

そこは、財力や才能、体躯の差や生まれや環境によらない、大きなパワーがあって、可能性に満ちている。

劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』で元太と光彦がお互いの名前を言い合い喧嘩になる直前にコナンが言いました。

「そこまでだ。2人ともそれ以上言うのは、辞めろ。一度口に出しちまった言葉はもう元には戻せねーんだぞ。言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると厄介な凶器になる。言葉のすれ違いで、一生の友達を失うこともあるんだ。一度すれ違ったら、2度と会えなくなちまうかもしれねぜ。」

言葉は刃物、些細なものでも十分切れます。

良い言葉を使って、世の中を明るくしていきましょうよ。

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