シンプルとは、研ぎ澄ますこと。複雑な世界で必要・不必要を問い続けないといけない。

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こんにちは、jinbocchiです。

このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。

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こんにちは、jinbocchiです。

エクセルとか、Googleスプレッドシートとか、関数を組み込んだ書類と出会うたびに思うことがあります。

なんと…複雑なのだ…

と。

関数やらマクロやら、背後に色々な形で組まれていることで、集計や合計や平均やら何やら、簡単に弾き出してくれるってものが、世の中には色々ありますよね。

ただ、それと共に、めっちゃ大きなサイズ(物理的な紙なんかに印刷する時のサイズ)のファイルが出来上がるんですよね。

数字がやたら細かかったり、データ容量が跳ね上がってて読み込みに時間がかかったりします。

その度に思うことがあります。

なんというか、もっとスッキリしたシンプルな状態にならないかなぁ…

と。

★★★★★★

そんなことは日常茶飯事、しょっちゅう考えているんですけどね。前に記事にしたように、扱う情報が多すぎる昨今、削ぎ落とす行為は本当に大切なことだと思います。

こういった溢れんばかりの複雑なものにさらされると、一目では“豪華”とか“全部盛り”みたいなインパクトはあっていいんですけどね、結局のところ“やり過ぎ”なんじゃないかなぁと意識することも大切です。

ただ、最初の頃は塩梅がわかりません。

多過ぎるのか、豪華すぎるのか、やり過ぎるのか。そのため、少なくとも最初や、初期のレベル・段階の頃は、必然的にものごとを増やして複雑化するものです。その後に、塩梅がわかるようになります。

そういう思考のもとで、どうやったら無駄なことを省けるか、そもそも何が無駄なのか、そんなことを経てシンプルというものが生まれてきます。

余計なことは削ぎ落とされて、本当に必要なことが並ぶ。

シンプル、とか、ミニマリズム、とか。

近年は流行っていたものですし、今もよく耳にはします。そういった生き方・考え方は、複雑な世界の中から問い続けた結果、うまれるんですよね。

AppleのiPhoneなんかは分かりやすい例ですよね。

あの当時、誰が“ボタンはひとつ“なんていうスマートフォンを想像したでしょうか。ボタンはたくさんあって、キーボードがついていたのにね。

最初こそ、他のメーカーのスマホはボタンは数個残してたし、Android端末は今もそうですが、気がつけばどのメーカーも“減らす”という方向に舵を切りました。

これとは逆に、機能をフルフルに入れていく方向で舵を切る可能性もあったと思います。けど、シンプルな方に世界は向かってきました。

世界的ヒットをし、世の中の当たり前を変えてしまったからこそ、これは結果的に正解だったのかもしれません。

ま、ガチャガチャした見た目のスマホやパソコンも、それはそれで使いやすかったりするんだけどね。

ただ、そんなシンプルな世界観にどろをぬるような、同時にネット通販なんかでよく見かけた、謎のメーカーのiPhoneもどき。タッチパネルとアイコンが並ぶのは似ているけど、触ってみたら全然ダメなんですよね。反応もおそいし、時には無反応。洗練なんかされていない模造品です。

見た目が似ていると言えど、複雑から削ぎ落とされて洗練されたシンプルは、まったく違う次元のものでした。

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シンプルというのは、試行錯誤をしたり、さまざまな経験や知見からまとめたり、結果的になるもの。

見た目を真似してすっきりさせることは、シンプルというよりも、物足りなさのような虚無感の方が多いです。

形を真似るよりも、目の前の様々なことを見つめなおして、よく考えて、本当に大切なことを際立たせていく。

それがシンプルであることの本懐なのだよな、と。

色んな声にまどわされる毎日かもしれません。

心の声を聞きながら、シンプルな生き方を心がけたいものです。

あなたがやりたいことは何だろうか?と。

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