キミオアライブに出会えてよかった。

ブログ
スポンサーリンク

こんにちは、jinbocchiです。

皆さん、「キミオアライブ」っていう漫画を知ってますか?

2019年10月発売の月刊少年マガジンで連載をスタートした漫画です。


やりたいことが多すぎる高校一年生・長谷川君生(はせがわ・きみお)。

そんな彼がたどり着いた夢を叶える方法とは――。

誰かの勇気になるための青春ユーチューバー物語、開幕!



こんな作品説明がカバーでされている漫画。

カバーイラストはカラフルで、パステルカラーが多く感じる作風は、もしかすると、本屋で出会っていたら手を伸ばさなかったかもしれない。

個人的には漫画は良く買う方だった(社会人になって減ってしまった)が。

ワンピースだ、名探偵コナンだ、有名どころを書い続けてきたり、センゴクやらキングダムやらの時代劇的なものを読んできたり。

推理系の「金田一少年の事件簿」とか、スポーツ系の「あひるの空」とか、そんな趣味の路線とは、キミオアライブは、どことなく雰囲気の違いがあった。




見た目だけでは、ね。多分スルーしてたかも。


そんなワタシが、なぜ「キミオアライブ」を手に取ったのかと言えば、それはTwitterに流れてきた「生きるのが嫌になった人の漫画」だっだ。

Twitter上に「キミオアライブ」の作者である恵口公生さんがあげていた、ラフ画の漫画。

上にリンク貼ったけど、読みたい人はTwitterの検索窓に『生きるのが嫌になった人の漫画1/4』って入れてみて。1/4は、ページ数なんだけど、これ入れた方が見つかりやすいから。


なんてことない4ページの漫画なのに、当時のワタシはこれを読みながら、ボロボロ涙が止まらんくなったんす。マジで。

それくらい、たった4ページの中に、メッセージや、共感や、揺さぶる何かが詰まってて、それを最大限に活かしていたカット割や絵の雰囲気。すごかった。


で、そこからTwitterで色々と知りながら、連載真っ只中の「キミオアライブ」のことを知り、すぐに本屋に走ったわけです。

そして無事に、第1巻をゲットしました。

こんなに続きが読みたくなる漫画も久しぶり、いや、多分過去にないのかもしれない。そんな気持ちだった。

そして、それと同時に、コロナ不況による事情もTwitterで知ることとなる。

応援の気持ちと、先を読みたい気持ちと、どちらもあって。

ワクワクしながら、第2巻の発売日である8月17日を待ち侘びた。

そして無事に買うことができた時の喜びと、これで応援できるぞっていう気持ちと。すごかった。





そして、たった数日後に、恵口公生さんが亡くなられたことを知った。第2巻の売り上げがどんな様子か、それを知りたくてTwitterを覗いていたら、まさかの訃報が流れてしまった。



今でも思い出すと辛い気持ちにもなるし、涙が流れてくるのだけども、それくらいショックだったし、言葉にならなかった。

そんな恵口さんの描いた「キミオアライブ」は、作品の途中で終わってしまったんですが、この度、最後の掲載回、その次の回のネームを載せ、他にも色々なおまけが書かれた第3巻が作られることとなり、速攻で応募。


先日、無事に届きました。

読んでいると、一言ひとことに揺さぶれて、自分の価値観や生き方の応援をされているかのような、そんな気持ちでいっぱいになった。


また泣いてしまった。



そして、ワタシが最初に読んだ「生きるのが嫌になった人の漫画」も最後に収録されていた。


また泣いてしまった。



そして、こうやって色々考えさせてくれて、ありがとう。と伝えながら。



また泣いてしまった。



うまく言葉にまとまらないんですが、ホントにすごい影響を受けた漫画でした。

ご冥福をお祈りします。



そして、自分自身もキミオのように、心から向き合っていきます。


ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました