こんにちは、jinbocchiです。
このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。と言いつつ数日、朝には更新されてません、頑張ります。
もし記事一覧をご覧になられる方は、上の筆記体みたいなロゴからお願いします。
★★★★★★
曖昧って漢字は、あいまいと読みます。
大学生の頃、アルバイトでやっていた塾の講師時代に、何かの折に生徒にどんな漢字を書くのか聞かれて「書けねぇ…」となり、そこから調べて覚えました。
というか、覚えるまで書きました。
当時の報告書には、やたらと「理解が曖昧で」とか「まだ曖昧なので」とか書いてありました。お恥ずかしいけど、何かを覚えるのって割と地味な作業なのです。
「曖昧は、愛するの愛と、味って書いて、けどへんのところは日です。」って、心の中で何度も反芻しました。
そういう学びって、割とたくさん心に残ってますよね。jinbocchiです。
さて、今日は『習った漢字はしっかり使うことと、読みやすい文章になるかどうかは別次元。』というタイトルでお届けします。
★★★★★★
作文指導ってのをやる時期もありました。なかなか難しいというか、普段から文章書いたり読んだりしてないと、まぁ出来ません。
このブログを書く理由の、何段階か前のところでは、作文指導をしっかり出来るようにするため、というのもありました、実のところ。
サービスも違うけど、前身のさらに前身のブログのときには毎回毎回、何人かの生徒の顔を思い浮かべながら、書いてました。
あの頃は拙すぎる作文指導でしたが、今はちょっとだけ拙いくらいにはなったかもしれません。
そんな作文指導の際によく言われることのひとつは『習った漢字はしっかり使うこと』というヤツ。
★★★★★★
確かにね、作文指導および採点をする際には、漢字をしっかり使うことは大切だよなぁと思います。
作ぶん指どうは…みたいな入り乱れた言葉になっちゃうと、まぁ読みにくいですよね。
けど、今、上にあげたような1つの熟語?単語?レベルの中に漢字とひらがなが混ざってるようなのは読みにくいけど、そうじゃない場合はひらがなの方がイイ時もあります。
このブログでもそうですけど、書きながら意図して漢字にしたり、漢字で書いたけどやっぱ違うなぁと思うって、ひらがなやカタカナに直したり、割としてます。
文章を書きながら、漢字がやたらと続くのは避けたいと感じるならば、意識して変えます。時には、言葉ごと言い換えたり、全体の表現自体を変えたり。
そうやって、ある程度の俯瞰をして、ちょこちょこ修正をしています。文章を書くというのは、その繰り返し。
★★★★★★
作文指導における『習った漢字はしっかり使う』というのは、なんとも言えないドキドキした気持ちにさせます。
大人になっても、そんなに漢字を使いこなせているとも思えません。だから、そこに則るならば作文を書けるパワーは激減しそうだし、手が進みません。
たしかに、漢字を色々使いこなせるとしたら、言葉の言い回しを知っているのだとしたら、表現の幅は広がるし、より多彩な文章を書ける可能性もあります。
が、しかし。
使える漢字や表現、カタカナ語や外来語、色んな言葉に助けてもらって表現を工夫していける方が、実は頼もしいのではないかと思います。
むしろ、文章を綴るうえで面白いところでもあるんですよね。そういう“持ってる全てのボキャブラリーを総動員する感じ”が、文章のアウトプットの楽しさです、個人的には。
そう思うと、受験の指導上で『〜と書く方がいい』『〜という表現はやめた方がイイ』みたいなのも大切っちゃあ大切なんですけどね。書く楽しさを見失わせかねないと感じます。
もっとラフでいい。
もっとフランクでイイ。
ハードルさげて、もっと言葉遊びをするくらいの感覚で。
むしろ、そっちがいい。
★★★★★★
習った漢字を使うのも、採点基準としての指導になるよりも、漢字が入った方がイメージがしっくりハマるところを想像できるとイイよね。
それが出来れば、敢えてひらがなを使うのも、きっとイメージにハマるところを想像できるようになる。
そのためには、もっと作文やブログを当たり前に書けるようにしていくのは、大事なことなんだろうなぁと思います。
多分、作文や小論文なんて書くの嫌いと思う人、たくさんいますよね。ワタシも、その一人でした。
けど、その根幹にあったのは
「変な作文を書くよね」
「日本語が変」
と言われ続けていたような子どもの頃の思い出が、案外トラウマだっただけのような気もします。
大人のものさしだけで、良し悪しを伝えるだけじゃなく。
楽しく言葉を綴っていけたら、いいよねぇ。
今日はこんなところで終わりにしようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日が今日より少しでもよくなりますように。