こんにちは、jinbocchiです。
塾で働いていると、色んな生徒に出逢います。
成績が伸びていく生徒
もともと成績が良い生徒
淡々と実力をつける生徒
嘘みたいな化け方をする生徒
当然、その逆も然り。
様々います。ほんと。
学力が全てとも思わないし、ヒトの個性や性格、伸ばせるところなんてたくさんあるんですが、やはり塾という世界においては、学力を上げてなんぼ。
そういう意味では、何はともあれ成績が伸びていくように指導するし、時には導くし、叱咤激励し続けます。
生徒がどうこう言う前に、成績伸ばせるかどうかは我々プロの責任でもありつつも。
やはり体感するのは「伸びる生徒」と「伸びない生徒」の傾向です。
そして、それをよく面談で保護者の方々から聞かれたりもします。
色んな要素が絡み合うことではあります。ただ、ひとつ挙げるとしたら
『言われたことをすぐに試してみる子は伸びるなぁ』
という体感はあります。
言われたことを言われた通りしっかりやる、ってのじゃないんすよね。微妙に。
我々もプロとしてアドバイスしますし、たくさんの経験から成功可能性が高いことを子どもに向けて発します。
けど、それでも無理があるわけです。確実な正解なんてのは出せません。当然、成功可能性が高くなり続けるための努力はしていますがね。
それでも彼らのことを24時間365日見ているわけじゃ無いし、周りの環境だって推して知る範囲を超えません。
だから、アドバイス出来ることも、成功可能性が高そうなものが複数個あって当たり前で、それらを色々試して欲しいんです。
そういう意味では、あまり考え過ぎずに、色んな方法や考え方を、トライして欲しいんですね。
その試行錯誤の結果として、自分に合ったやり方を見つけることが出来る。
しかも、勉強の場合は、結構な勢いで『自分に合ったやり方』自体が変わっていくんですよね。
理解度もそうだし、学年・年齢によってもそう。子どもの頃の成長スピードって、めっちゃはやいんす。
あとは、その時の部活動や学校の通学範囲の差異によっても、生活自体が変わってくるからね。
だからこそ、常に『試行錯誤し続けていること』の重みがあって、それが当たり前な事こそが、実は何より頼もしい。
何かしらのアドバイスをしたら次に会った時に
「やってみましたよ〜、案外よかったです!」となったり
「私にはイマイチでしたねー、別の方法のほうが良さそうです!」ってなったり
そういう人は、やはり伸びますよね。
ワタシ自身も、どれだけ『最適解』をしっかり提示できるのか、いつなんどきも大切にしますが、それでもまだまだ分からないんです、ヒトのことは。
それを探し続けるのが楽しいってのもあるけど、同時にみんなと一緒に、探し続けていたいのもある。
だから、色々と試行錯誤してみよう。