雑用・雑務が丁寧であるひとは、多くを語らず信頼を得る

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こんにちは、jinbocchiです。

雑用・雑務って、なんで”雑”って言葉がついているのか、考えてみました。

どうやら、”雑”というのは、いろんなものが入り混じっている様子とのこと。

雑なしぐさ、仕事が雑、っていうような使われ方の意味は、どうやらそれっぽい動きとは言えないような、別のしぐさや仕事っぽい動きが入り混じっている様子なのでしょうね。


よく面接練習などで「ながら動き」をしないように言われます。

挨拶をしながら動いたり、相手の方を向きながら後ろ手にドアを閉めたりせずに、挨拶をするときは立ち止まる、とかね。

これらも、複数の動作が入り混じっている様に感じられて、雑って言われるんでしょうね。


まぁ、これらは想像しやすい部分でもあります。

雑にやるなよ~って、割と会話で出てきますからね。

そんなのと同時に思ったのが、冒頭の『 雑用・雑務』の話でした。





雑用・雑務って、仕事をしていたら必ず発生するものなんですけど、別に雑にやっていいことではないじゃないですか。

個人的には、この言葉の意味があいまいだったので、今回の調べでスッキリしました。


どうやら雑用・雑務は、取り立てて大きな事案じゃないよなことが、たくさん入り混じってしまっていて、分類不可能なお仕事ってことのようです。

確定申告なんかでも雑所得、とか言いますもんね。分類不可でその他になるようなやつかと。

で、こんな 『雑用・雑務』については、丁寧にやるってだけでめっちゃアドバンテージなんだなぁと思いました、って話。


なんとなく、雑用・雑務ってものは誰もが出来るものである、と同時に、誰もがすすんでやりたいとは言わないようなもの。まぁ、めんどくさいものですよね。

「そんなものは俺の仕事じゃない」という人もいるでしょう。

まぁ気持ちもわかるし、これはこれで別の機会に書こうと思いますが。



そうは言っても、雑用・雑務ってめっちゃくちゃ大事ですし、それを丁寧に出来る人は信頼を得るパターンがとっても多い気がしました。


そもそも、雑用・雑務が丁寧に出来ることで何が良いのかって?





まず何はともあれ「クオリティーは細部に宿る」です。

何かを作るときに、大事なことは複数あります。その中でも細部にこだわってしっかり仕上がっていることは、クオリティーの分かりやすい指標ですよね。

中身が練られているものでも、外見のちょっとしたところで質が悪いと、つい全体が悪くなるイメージがあります。

製造業なんかは分かりやすいでしょうか。

バリと呼ばれるようなものが飛び出していたり、最後の塗装が微妙にはがれてしまったり。

これは事務作業などでも同様です。

何かの書類を作るとき、罫線の太さがどうか、色遣いがどうか、センタリングがされているところそうじゃないところがないか。一部だけフォントが違ったり、半角と全角とが混ざっていたり。

紙を折ったり、ホチキスどめしたり、そんな単調作業の時もそう。折り目がきれいな仕上がりになる人と、とりあえず折ったってだけの仕上がりと。ホチキスの留まる場所もバラバラだったり。紙を開いたときにホチキスが干渉したり。

逆に言うと、ここがダメだと全体もダメに見えてしまうものですね。


また、「めんどくさいけど自分を律して行動できること」です。

雑用・雑務って、めんどくさい。さっきの細部にこだわりをもった行動も、わかっちゃいるけどめんどくさいのです。だって、そこまでこだわらなくても、おおむね完成はしているわけですからね。

それでも、めんどくさいなぁと思うような雑用・雑務ってものを、しっかりとこなせる。

これは「そうと決めたら、自分を律して行動できる」という意味ですね。

ここに「やる気」とか「モチベーション」とか、そういうものは関係なくて、そこをしっかりと仕上げることにフォーカスをして、行動できる。

好きなことを仕事にしているとしても、仕事を細かく切り分けていったら、めんどくさい業務なんてのはたくさんあるもので、その部分を切り離すことはできません。

が、だからこそそういった部分で手を抜かない。

個人的には、そういった動きの出来る人を、一般的な社会人と呼ぶのだと思います。



ここまでの2つの観点でもって、仕事をこなせるとしたら十分ですよね。

ここに加えて、さっきは書いていなかった「やる気」や「モチベーション」を高めていける能力がついてきたら鬼に金棒って感じです。

だって、つまらない作業を工夫し、おもしろい作業へと昇華出来ているわけですからね。


その工夫は様々なやり方があって、どれも正解であり、どれも効果があります。

けど、ここが意外と難しい。嫌なもんは嫌。



ただ、もし嫌なこと,

めんどくさいことを、自分なりの工夫でもって、人の何倍も高度な結果を出しながらこなせるようになったら?

単純なスキル面でも、他の追随を許さないだろうし、何より”つらいものを楽しいものへ変える工夫を出来る人”っていう最強のスキルまで身につけることができます。ここまで来たら最強ですね。



結局はこれも、雑用・雑務をこなさないと身につくことがありません。

まぁ、いろんな業務内容のバランスも大事ですけどね。

特に、意識して雑用・雑務をこなしていこう!と思うクセはあった方がいいと思いますよ。

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