ファンベースか、インフォベースか。それで考える発信者のスガタカタチ

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こんにちは、jinbocchiです。

最近、色々と身の回りの物事を捉えなおすのに、ファンベースという考え方を知った。

さとなおさん、こと、佐藤尚之さんの著書『ファンベース』を読んだのですが、数年前とはいえど勉強になるというか、今だからこそ大切な内容ですね。必読です。

んで、そのファンベースってのにも少し内包されている気もしますが、もう一個の軸としてのインフォベースがあるなぁと思った次第です。

ファンベースとは、よく言われる“ファン”を軸にした購買活動や購買促進活動などのこと。



んでね、本の中でもいろんな企業の例があるんだけど、個人的には、ファンベースの場合は『ヒト』の存在感が強く出るというか、それを中心に据えて捉える感覚が強くあったんよね。

というのも、これからの時代に向けて、ある程度の個人のパワーを高めたいってのもあって。

で、そういうファンベースの構築について色々試行錯誤していくのが、これからの時代だなぁと考えてました。


と、同時に。

インフォベースの経済圏みたいなものを考えたりもしてました。



ざっくり、ざーっくり分けた時に。

ファンベースは、『スキ』という価値観で評価されている感じなんだけど。

インフォベースは、読んで字の如く『情報としてためになる』という価値観で評価されている感じ。

まぁ、このインフォベースの方は、情報化社会においては不思議な感覚は無いかと思います。スマホ片手になんでも調べられるような現代で、情報がどれだけとれるか、はいろんなことの尺度になりますよね。


で、このインフォベースっていうのは、その情報量や情報の正確さ、ニュース性やはやさ等、個人のキャラクターとは関係ない。ファンベースの場合と違って『ヒト』は存在感を出す必要がないんだよね。

ブログ作るのに、このjinbocchi’sは、めっちゃワタシ個人の『ヒト』を前面に出してブログを見せつけてますが、実はサイト構築をする際に、真逆のものも作ってます。

要は、『ヒト』の見えないサイト。

情報の羅列や詳細さなどを大切にした、インフォベースのサイトです。


これはどちらが良い悪いってことはないんですが、ちまたではやる“ブログで稼ぐ!”的な思考だと、インフォベースの方が良かったりするんすね。

ま、稼ぐぞ!という気持ちはなくて、個人的には実験でしかないんですけども。


で、この2つの観点を軸にした時に、ブログやYouTubeなど、なんでも良いんですけど、発信者側になる際に意識する世界線が見えてきた感じなんですよね。

こんな感じ。

ファンベースとインフォベースの2軸。

ファンベースが強く、インフォベースも強い。

これは、好きなプロ野球選手が発信するYouTubeチャンネルとか、尊敬する漫画家さんの発信する絵描き講座とか。役立つし、その人が大好きです、みたいなやつ。

最近は、著名な方々の個人チャンネルとかも増えたから、割とイメージしやすいかも。音楽関係とか、有名企業家とか、そういうカリスマっぽいオーラの人が多いかな?

ファンベースは強く、インフォベースは弱い。

これは、情報発信っぽくないけどファンにたくさん支えられているようなチャンネルですね。多くの有名YouTuberは、企画という感じで面白おかしく作るので、ここに近いかな。チャットやライブ配信とかも、ここに近いかと。

ファンベースは弱く、インフォベースは強い。

これは上の記事にも書いたけど“発信者”に対して依存していないようなもので、中身勝負!って感じ。サイトやブログなんかだと、筆者の影が見えないやつですね。YouTuberの中にも、誰でも作れるVTuberを使ったものや、顔出しなんかしないで喋るだけのものとか。


ファンベースは弱く、インフォベースも弱い。

ここが戦えないところかと思います。スキでいてくれる人がいなくて、情報量もまだまだ。そんなサイトは見られないですよね。

ただ、多くの発信者のスタートはここから始まるんです。そして、どんなに良い情報を発信しても、最初は量がないから、インフォベースにならない。

だからこそ、意識していくべきは、この4つのエリアの中で、どこにいるのか、どこを目指すのか、ってことかと思います。


長くなるので、次回に続く!

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