こんにちは、jinbocchiです。今日は珍しく、前回の記事の続きってパターンです。
長い記事って褒められることが多いですけど、このブログのコンセプト的にはマイナスですね。
うまくまとめて1500字程度。
日々の目標、これからも。
さて。本題。
ファンベースとインフォベースのあれこれです。前回書いた記事の基本まとめは、以下の通り。
ファンベースとインフォベースの2軸。
ファンベースが強く、インフォベースも強い。
これは、好きなプロ野球選手が発信するYouTubeチャンネルとか、尊敬する漫画家さんの発信する絵描き講座とか。役立つし、その人が大好きです、みたいなやつ。
最近は、著名な方々の個人チャンネルとかも増えたから、割とイメージしやすいかも。音楽関係とか、有名企業家とか、そういうカリスマっぽいオーラの人が多いかな?
ファンベースは強く、インフォベースは弱い。
これは、情報発信っぽくないけどファンにたくさん支えられているようなチャンネルですね。多くの有名YouTuberは、企画という感じで面白おかしく作るので、ここに近いかな。チャットやライブ配信とかも、ここに近いかと。
ファンベースは弱く、インフォベースは強い。
これは上の記事にも書いたけど“発信者”に対して依存していないようなもので、中身勝負!って感じ。サイトやブログなんかだと、筆者の影が見えないやつですね。YouTuberの中にも、誰でも作れるVTuberを使ったものや、顔出しなんかしないで喋るだけのものとか。
ファンベースは弱く、インフォベースも弱い。
ここが戦えないところかと思います。スキでいてくれる人がいなくて、情報量もまだまだ。そんなサイトは見られないですよね。
ただ、多くの発信者のスタートはここから始まるんです。そして、どんなに良い情報を発信しても、最初は量がないから、インフォベースにならない。
だからこそ、意識していくべきは、この4つのエリアの中で、どこにいるのか、どこを目指すのか、ってことかと思います。
で、ですね。自分が視聴者側という感覚で、好きなYouTuberやブロガー、インスタグラマーなどを上の分類に入れてみると、色々発見があって面白いです。
例えば、YouTuberだと愛知県岡崎市の6人組『東海オンエア』とかね。
上の動画は、7周年記念のものですね。
ふとした時に見てからハマってファンになりました。当初は、大学生らしいというか、どこか汚らしい感じもあったんだけど、数年ののちに大きく変化したYouTuberですね。
6人でネタを出し合うことと、演者の6名が個性をバラバラに発揮しつつ、身近な人間っぽさも多分にあり、です。
そんな彼らは、ファンベースは強くインフォベースは弱いエリアですかね。
同じくYouTube(rではないんですが)だと、『西野亮廣エンタメ研究所』をよく見てます。というか、こっちはVoicy配信の様子を録音したものがコピぺして流れる感じなので、よく聴いてます、が正しいかな。
なんだかんだ言いながらも、たくさんのエンタメ挑戦の経験からくる話が面白かったり、知らないネタや豆知識とか、それらベースにした“かけ算と割り算の発見”で、こちらはめっちゃインフォベース。
結果的に色々な考え方を尊敬するような気持ちも出てきて、徐々にファンベースも増えてきたって感じかしら。『えんとつ町のプペル』のサイン本も買いました。
で、これらの話の面白いところは、この分類が視聴者側で大きく変わるってところです。
例えば、YouTuberを目指したい人からしたら、『東海オンエア』はインフォベースでも強くなるんですよね。6人組でやることで大変になる側面もあるけど、うまく分担したり協力をしたり、そういう工夫を学べるってのもある。
編集技術の面でも、6人の編集能力のバラつきがある分、逆に違いを学んだり観察したりするのに便利なんすよね。リーダーのてつやが前に動画で語ってたけど、小さなところだけどこだわる部分が何かってのも、学びで見たらインフォベース強め。
文章の側面だと、虫眼鏡の概要欄なんかも、やはりインフォベース。長さのある程度きまった中でのコラムを添えるのは、それはそれで勉強になりますよね。こちらは本にもなってますしね!
インフォベースの『西野亮廣エンタメ研究所』も、知識や考え方という側面だけじゃなく、それを通じて元気になる人、明るい気持ちになる人ってのがいてね。そちらは、どちらかと言えばファンベースに偏っている可能性もあるんよね。
こうやって、場合によって変わるのが面白いところなんすよね。発信側になると、ついつい「〜な人に届けたい!」って考えたりするもんですが。
それ自体は悪くないけど、それを超えて、予想外の人の流れができる可能性も多分にあるんすよね。
めっちゃファンになってくれる人もいるし、インフォベースで参考にしてくれる人もいるし、それらが移り変わることもあるし。
それらは、発信者側がコントロールできるものでもないんですよね。
視聴者側のライフスタイルや年齢などの時期によって、変わっていくもんですからね。
発信者側は悩みすぎるよりも、好きなことをしっりと続けて、どこかの誰かに届くかもしれないなぁ、くらいに進めるのが大切かもしれませんな。