ブレない強さも大事だけど、ブレた弱さの方がリアルで人間味を感じる。

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こんにちは、jinbocchiです。

このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。

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よくブレない強さってフレーズを聞きますよね。

ドラマや映画の主人公がもっていそうなパーソナリティ。なんだかんだ言っても、話の途中でブレそうになりながら最後はブレずに強くなる。みたいな。

最近で言うと、フジテレビ系列のドラマ『BOSS』が再放送でやってましてね。主演の天海祐希が演じる大澤絵里子なんか、かっこいいです。いつ何時もブレない信念というかキャラクターで、チームを引っ張る。まさに、ボス。

きっと、世の中の大半のヒーロー的な雰囲気や主人公のもつオーラは、そういうやつかもしれません。

けど、リアルな我々の生活では、中々そうはいきませんよね。

別に、いつまでも報われないとか、活躍の場がないとか、そういう意味じゃなくて、それよりも、何よりも、ブレた弱さを持っているという方が、もっと自然なんだよなぁと。

色んな場所で活躍されているひとがいますし、嬉しいことにこんなブログ読んでくれている人にも、たくさん。

けど、皆さんは、ブレずにやってきたのでしょうか。

きっと、長い目で見たらそうに感じるかも分かりませんが、よくよく考えてみたら、色んなところでブレてきたんじゃないですか?

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一昔前は、世の中にマス広告が大手を振って闊歩していて、その頃はみんなが概ね同じ方向を向いていた。ワタシが子どもの頃は、まだまだそんな世界。

女子高校生がCMで何かを買えば、それは世の中の女子高校生のブームになり。

サラリーマンが30歳で何をするのか表現するCMは、世の中のサラリーマンの活動指針になり。そんな世でしたよね。

思うにね、こういう過去の時代って、生き方が一方向のベクトルになっててさ、そこから出来るだけ逸脱しないようなことを無意識にやっていた。けど、それはある意味では分かりやすくて、挫折しようが落胆しようが、結局は同じベクトルにまた向けていたんだよね。

だんだん変わって、ここ10年。マス広告から様相は変わっていきました。多様性の中で生きていて、固定観念やステレオタイプは嫌がられる時代が来ました。

そうなると、ベクトルはあっちへこっちへ、飛び交うようになっちゃった。こうなると、ついつい道を外れたり、人生の岐路にたった時に、大きな川の流れがわからなくなっちゃうんよね。

あれ、なんか前に進まない。

あれ、ここは流れさえない。

あれ、あれ、あれ。

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ブレない強さって、流れが強ければ強いほど、とっても頼もしくて逞しい。けど、イマはみんな、どんな流れに乗っているんだろうか。

ほんと、バラバラになってるんじゃないかな?、

だから、ブレた弱さっていうのはそのまま経験や体験として染み付いている何かたと思うんだよね。当然、ブレない強さを持っている人もたくさんいると思うけど。

もしかすると、そういうブレた弱さってのは、多くの人にとっても助かるものというか、心休まる仲間の体験なのかもしれないよ。

這いつくばって、もがいてきたこともある。

何もやらずに無駄にしたこともある。

こんな自分が大嫌いと、嘆いたこともある。

そういう人は、案外出会えない。ブレた弱さはみんな、隠しちゃうかもしれないからね。

★★★★★★

ワタシも35を終えて、そろそろ36。

ブレにブレてきた人生だったと思うけど、それを大切にしていたら、今はこんなワタシになったよ。

少しでもいいし、何かわからんけど。

また誰かの助けになれたらいいなぁ。

そんなことを思っている今日はひなまつり。

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