ヤル気とか不安とかはモチベーションには不向きなので習慣化しましょう。

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こんにちは、jinbocchiです。
塾にいると、ヤル気がないんです~とか、このままじゃ将来が不安です~とか、そういうタイプの相談(というか愚痴?)が数多くよせられます。
どうやら、勉強を頑張れている生徒や成績が高い生徒などは、はたから見ると
ヤル気がある!とか
将来の夢が明確でいいなぁ、とか
そんな風に映るそうですね。

まぁ、確かにそういう生徒もいるとは思います。
けど、どちらかと言えば逆なんですよね。
「成績が上がった」「模試の結果が上がった」「志望校判定がAだった」
そんな結果が出たからこそ、未来に向けて具体的に考えるようになったり、よる勉強に没頭できるようになったりしている印象です。
塾という場所にいると、それをよく見ます。
何はともあれ、結果を出せたという自負が、やがて自信になる。そして、未来を見据えるようになる。
その順番だと思います。
だから、ヤル気を出そうとか不安を払拭しようとか、そういうことを子どもに”させよう”とはしても意味がない。
そうなるよりも、機械的に習慣化をさせていくことが大事。
無駄なことを考えるよりも、体を動かし、手を動かし。
そういう部分を優先した方がいいでしょう。
そうすれば、何はともあれ学習量は増えるし、机に向かう時間は伸びるし、そうすれば解いた問題の数も増えるわけで。

極端な言い方ですが、多くの人が「頑張れない」悩んでいるわけですから。
その中で少しでも人より多く頑張れるってことは結果を出しやすくなるポイントなのです。
やりゃあ伸びる、というミモフタモないアドバイスっぽくなりますけどね。
それでも無理だ、となることもあります。
そこまできたら、次のステージ。それはそれで、対策を考えないといけませんがね。

塾の先生側から、子どもへの働きかけを考えるとするならば。
 ヤル気を出させたり、不安を払拭させたり、といった声かけやコーチングは必要です。
そういう外部からの働きかけをしてくれる環境が整っているならね。
ただ、自発的にそうしようとするのは避けた方がいいかと思います。

というのも、ヤル気とか不安を払拭したいとか、そういうものは、ぶっちゃけ大人でも日によって乱高下します。
まぁ、乱高下かどうかは人によるとしても、上下はします。
天気で左右されることもあるし、何気ない一言でへこむこともあるし。
朝の占いでショボーンってなることもある。
だからこそ、そういう部分をモチベーションのカギにするのは危ないんですよね。

そういう視点で、塾でいうアドバイスで一番多いのは
「とりあえず、やろう」
です。

行動を優先して、気持ちとは別で結果を出し続ける。
これって難しいんですけど、淡々とこなしていけるようになるといいですね。
そちらを習慣化していくことを大切にしましょう。

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