こんにちは、jinbocchiです。
このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。
さて、再会2日目。
まだテンション的には続きそうな気がしてますが、こういうのって、一週間が最初の山越え、三週間が次の山越え、最後は一ヶ月くらいが、とか思ってます。
そこまでいけば、続けやすい心境になる感じがしませんか?
継続のためには何が必要か、と言えば、継続が必要なのですね。んー、深い。
まだまだ序盤、なにはともあれ継続していくことにこだわりたいと思ってます。
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自営業に変わってから、もう少しで4年になります。
すると、面白いもので、会社員時代にも聞いていたことが、今改めて聞くと全く別のものに聞こえたり、むしろ別の意義みたいなものに見えたりします。
景色が変わったわけじゃないだろうに。不思議なものです。
良くも悪くも、その違いの中に生きていて、大変だと思ったり、思い通りにいかないと思ったり。
けど、真剣にやろうと思うからこそ、いろんな想いが湧いて出てきて、そこと日々向き合うのが最近の過ごし方ですね。
そういう理解があること、経験があることは、もしかしたら10年後とかに糧になるんだろうなぁ。
さて、今日は『同じ言葉を使っているからといっても、同じ世界は見えていない』いうタイトルでお届けします。
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私、指導者の採用の際に必ずやることがありまして。
会社概要の説明をする際に、会社の《理念》があるので、それを紹介するのですが、その際に、以下の質問をします。
「理念って何か、自分の言葉で説明してみてください」
ここは採用の可否に全く関係ないので、あせらず自分の言葉で説明してもらうように伝えます。
すると、いろんな回答が出てきます。
「目標というか、目的というか」
「行動の軸みたいなものかなぁ」
「道しるべみたいなもの」
面白いもので、改めて説明してもらうように促すと「〜かなぁ」「〜みたいな」「ーとか、〜とか」って、どことなく曖昧な言葉で包まれます。
ぜひ、このブログを読んでくれている方もやってみてください。《理念》って何か、どんな説明をしますか?
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なんでこんなことを聞くかというと、指導者側の視点の大切なことの一つを伝えるためなんです。
それは「共通で使っている言葉に、共通の認識が案外なかったり、バラバラだったりすること」です。
これって当たり前のように身の回りで起こるんですが、普通の生活の中ではあまり気にされないでも生きていけるので、注意を払わないもんです。
が、指導者の視点で子どもと語るときには、こういう言葉の理解内容のギャップって、結構おおきな差になることもあります。
一生懸命に説明したり、伝えようと努力していたり。
ただ、根本の言葉の理解イメージがずれてると、この時間が、無に帰すこともしばしば。
聞いてる方は一生懸命に聞いてても、イマイチはいってこないし、フラストレーションになっちゃうんですね。
こういった、すれ違いの発生例として、さっきの質問をしてます。
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ちなみに、私個人の解釈としてですが、さっきの質問の解答として
「理念は、【達成されない目標】です。」と伝えてます。
いつまで経っても、達成されることがない、ある程度は辿り着いても、完全達成されることはなく、いつ何時も追い求める目標なんです、と。
捉え方次第ではあるでしょうし、別に唯一解では無いのですが、個人的にはずっとそう思っています。
曖昧な言葉のニュアンスから、少しでも分かる状態に落とし込むために言い換えて、指導者採用時に伝えてます。
で、こういう活動が指導者側の大切なことの、もう一つの側面です。
リパッケージして、工夫を凝らして伝えていく。
大変だし、簡単じゃないし、創造性も必要かもしれない。誰かの表現をパクって学ぶにしても、それこそ学びだし、気楽じゃないのよね。
それが、教える側の仕事だとおもうんだよ、と。
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この指導者側の視点というのは、時と場合によって、親の視点や、先輩の視点や、上司の視点や、むしろ上下関係とかなくても、友人や夫婦や同僚なんかにも当てはまると思います。
言葉の介するコミュニケーションにおいては、基本。
同じ言葉であっても、そこがイメージとどう繋がるかは一定じゃないですし、そこを丁寧に整理しないとダメだと思います。
そこがずれていると、見えている世界は全く違う可能性もあります。同じ場所にいるのにね。
出来れば周りの人たちとは、同じ世界線にいたいよね。
自分自身も、改めてその辺りを整えていかないといけないなぁと感じています。
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今日はこんなところで終わりにしようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日が今日より少しでもよくなりますように。