うまくいく理由はない。あるとすれば運が良いだけ。

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こんにちは、jinbocchiです。


「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉を知っています?

「ボヤキ」が有名だった、野村克也氏のセリフとして知られているんじゃないでしょうか。

2020年2月にお亡くなりになられ、一時期はテレビや本などでよく目にしたかもしれません。



ワタシは、そんなに野球に詳しいわけでもなかったのですが、それでも他のスタープレイヤーと一線を画す、野村克也氏の佇まいは好きでした。

そんな野村氏のいくつもある名言・迷言から、ワタシがとても気に入っているのが冒頭のそれです。



「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

松浦静山 随筆集『甲子夜話』より

これはもともと、肥前国第9代平戸藩主、松浦清の言葉のようですね。

47歳で家督を息子に譲った後、松浦静山の名で執筆した随筆集『甲子夜話』の中の一節にあったようです。


この言葉は、個人的にとても響くものですし、今でも基本にしている価値観です。




偶然に勝負に勝つことがあっても、偶然に負けることはない。

負ける要因には、気の緩みや準備不足、など確実に何かしらの落ち度みたいなものがある。



これは真理だと思います。


仕事をしているときに、この辺りを履き違えちゃいけないんですよね。


営業成績がうまく出せている時って、極論いえば”運が良い”だけなんです。

もちろん、成績を出している人は様々な努力や準備をもされていると思います。

けど、だからといって、それでうまく出せているのは”運が良い”だけ。

それは、周りのチームの様子や顧客との関係性、その時々の情勢が様々な形で関与してるんですよね。

そういったところは成績を出している人が自分でコントロールできない範疇だったりします。



だからこそ、やっぱり”運が良い”ってことからの結果なんだと思います。

これが冒頭の言い方でいえば、勝ちに不思議の勝ちがあるってことです。




逆に、「負けに不思議の負けなし」は、やっぱりいつでも、そうだよなぁって思います。

仕事における失敗や、目標未達成の原因・理由ってのは確実に存在していて、その部分を解消したり定着させたり出来なかったということ。

その部分を意識するだけでも、大きな違いが生まれると思います。



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