“学び“は“真似る”ことから。その“真似る”を教えてくださいと言われました。

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こんにちは、jinbocchiです。

よく言われることとして、学び“は“真似る”こと、というのがありますよね。そこから技術を盗み、学ぶのだ、と。

この“真似る”を教えてください、と言われました。

そう言われると、あらためて“真似る”ってのはやり方がわからないかもしれませんね。


皆さんはどうですか?

真似るのは上手いかな?


学びにおける、この話。今回はとりあげてみたいと思います。



そもそも、何かを学び取るためには“真似る”ことがどうに重要なのか、を考えておきますね。

さて、質問というか最初に頭に浮かべて欲しいんすけど、勉強をする経験は誰しもがありますが、その時の学びは“真似る”ということを意識してやってましたか?

案外、ありそうでないんすよね。


なんだかんだ言いながらも、黒板やホワイトボードに書かれていたことをノートに書き留めたり、読んだり、発言したり。そういう形で学びに時間を使ってきたって人も多いのかもしれません。


どちらかと言えば、技能系の勉強の方なんかは“真似る”ってのかあったと思うけどね。

ただ、社会に出てからの学びなんてのは、どちらかと言えば“真似る”方が圧倒的に多いんですよね。てか、黒板ってどこいった?って感じ。


あれやこれやと頭に叩き込む知識もあるにはあれど、行動や結果が伴わないと、というのがお仕事でして、結局は“真似る”を大切にしないといけませぬ。

そんな“真似る”というのも、上手くやれる人と、そうでない人といらっしゃると思います。


この“真似る”とコツをおさえましょう。


それは、ポイントを絞って真似ること、です。

皆さんがわかりやすくイメージするならば、ものまね芸人、ものまねタレントなどが分かりやすいでしょう。彼らのものまねは、完コピしている人とかもいますが、特徴的なワンポイントを外していないことが、とても明確になってます。

全体が似ている、というのではなくとも、見ている途中に「あー、それやる!それやる!」みたいにワンポイントの仕草や雰囲気に合うと、めっちゃ似てるように感じます。

それって、もともとのものまねされる側の人の特徴であるし、差別化されている部分であるので、それを真似ることで大きな変化を生むんですよね。

いきなり全部をやろうとすると素人感覚では難しくて、結果的にフワッとしたイメージだけで終わります。ポイントを絞ることで、真似ることのハードルを下げつつ、まずはそこって部分を重点的にやるんです。

そして、ポイントを絞って真似ようとすると、意外なところにも目がいき始めるんですよ。カメラで追ってないような指先の動きとか、話し始める前の呼吸のクセとか、普段の歩き方のリズムとか。

で、ものまね芸人、ものまねタレントの皆さんはこれを繰り返して積み重ねます。小さなポイントを重ね合わせると全体像まで似てくるんですよね。

学びにつながる“真似る”も同様。

一気に真似ることは難しいので、一つずつよく観察したり、ポイントを絞って、そこを真似ることを始めていくのが大切です。

ワタシの例で言うと、真似てきたのは元・上司。

新人の頃にそういう部分を意識して吸収してました。


保護者懇談の時のうなずくタイミングや、うなずくペース。

良いことがあった時はめっちゃ楽しそうな笑顔になる。

歩く時のペース。足音の様子。

ここに字で書くと、なんとも言えない当たり前のことに感じますよね。けど、この部分は、読者の皆さんにとっても大きく差異があるはず。全然違って、真似るポイントは無数に出てきます。

そういう視点で、上司や仲間を見てみるとホントにたくさん気づかされます。面白いんですよねー。

結果的に子どものこともよく見るクセがつくので、そのクセから性格や心理状況や、その子の様子までイメージ出来てきたりもします。

この辺は、塾の先生やっててホントよかったって思えるところです。


何かを学ぶ!と思っている方は

ぜひ色々と真似ることを試してみてください。

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