こんにちは、jinbocchiです。
このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。と言いつつ数日、朝には更新されてません、頑張ります。
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色んなことを試してみたいと思っている人です、ワタシは。心の中には、実はいろんなことがフワフワ浮いてます。
ピーターパンシンドロームみたいな感じなのでしょうか。それとも実力を知らぬ無知な阿呆なのでしょうか。
けど、思うのです。どんな大成をした人たちも、最初の一歩目は普通の人だし、別に、どこかの町の誰かさんだったんですよね。
そう思うと、結局は「やると決める」という気持ちだけが世界を変えうるのかもしれません。jinbocchiです。
さて、今日は『分からないことが無いんじゃなくて、分からないって言わないと決めただけ。』というタイトルでお届けします。
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塾の先生を採用する側にもなって何年経ったのでしょうか。
最初の最初は、緊張しながら上司に同席したのを覚えています。その時の子も、今となっては社会人二年目に入る頃。なんだかんだ、その間にたくさん面接させてもらったなぁ。
その過程で、いろんな気づきや発見があったのですが。
今回は、その中からひとつ、取り上げてみたい話題がありました。
それは「分からないと言わない」ということです。
いや、先生やるなら当たり前でしょ?と思いますかね。
当たり前のことです。たしかに。
けど、どんな先生も最初から何でも出来るようなスーパーマンはいませんよね。とかく、学生や新人を採用して現場に向けて育てていくという流れでは、この当たり前は案外むずかしいことです。
きっとこれは、先生をやってみたことがある人だったら、よーく分かると思うんですよね。
基本的に、やればやるほど新しい発見や高次のレベルの問題とぶつかることが増えて、我々は常に新しい問題と出会い続けるわけです。
だから、分からないって感覚や気持ちに、やっぱなるんすよね。
それが、入試問題とか難問奇問ならまだしも、基本レベルの問題とか教科書の表記とか、素朴なところでも出てきおるから、なかなか大変。
それを学び続けるのが先生って仕事なんですけどね。やっぱり働きだして初期の頃は、「分からない」と口に出ちゃいそうになりますよね。
気持ちはわかります。
けど、心に誓うのです。
「分からない」とは言わない、と。
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ぶっちゃけてしまえば、言わないと誓うだけで、分からんもんは分かりません。
人間だもの。
けど、そこからが学びの扉。
そこからやっと、大きな道のりの第一歩ですよ。
そうやって「分からない」と口に出したりしないで、正直に正面から向き合った結果、新しい知識や知見が得られてきます。
そして、より良い先生になります。
みんなが思い浮かべる、すごいなぁって思う先生方は、それをたくさん、たくさん、やってきてるんですよね。
その積み重ねがあってこそ、教える側になった時の深さと面白さを体現できるんです。
なんでも解けるわけじゃない。
なんでも知っているわけじゃない。
けど「分からない」とは、言わない。
けど、しっかり調べてリカバリーもしますよ。
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先日、お仕事開始から一年ちょっと経った女性の指導者と立ち話をしました。
その子は、初期の面接の際にワタシから「分からないと言わないこと」と言われたことが、今でも思い出されると言ってました。
それって、とてもいいことなんだと思います。
通り一辺倒な解説をしていないで、いろんな工夫を凝らすからこそ、実はいろんな疑問や解説の難しいところにぶち当たりやすいんですよね。
だから、一生懸命にやっているからこそ、「分からないぞ…これ」っていう瞬間に出会うけど、それを口には出さないと、ブレーキがかかってる。
すごい挑戦だよなぁと思いました。
けど、先生ってそうじゃないとなぁとも思います。
誰よりも知識があるから先生やれるんじゃなくて、誰よりも学習する機会に出会えたから学習者の気持ちがわかる、だから先生やれるじゃないかなぁと思います。
これからも、そういうバチバチした瞬間を、ぜひ闊歩してください。
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今日はこんなところで終わりにしようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日が今日より少しでもよくなりますように。