こんにちは、jinbocchiです。
このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。と言いつつ数日、朝には更新されてません、頑張ります。
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最近、いろんな書類や案内を見ています。ささいなことでも読みやすさはグっと変わりますよね。
フォント、文字のサイズ、色使いやバランス。そういう細部に意識を向けては、全体像や感じ方をシュミレートして、より良くしていく。
デザイン、と呼ばれる分野の深さと面白さを痛感します。そし自身の力の足りなさも。もっと突き詰めていったらストレスなくなるし面白いんだろうな。と。
そう考えると、説明書のないiPhone、というのはバケモノですね。jinbocchiです。
さて、今日は『量より質か、質より量か。それは言うまでもなく。』というタイトルでお届けします。
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誰もが聞いたこともある『量より質か、質より量か』問題。
結論から言うと、圧倒的に『質より量』が大切だと思います。
まぁ、これってフレーズだけだと判断しにくい言葉でもあって、その背景の定義によるんですけどね。捉え方によっては、「いや、質が大切やろー!」と反論をいただくかと思います。
塾の人なんで、勉強の話題でもって、まずは書いていきますよ、と。
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受験勉強しているとしましょう。
数学は、公式を覚えたり、解法を理解したり。そのために授業を受けて、ノートにまとめて、問題集を解いて。模試に挑戦して、見直して。
そんな受験勉強をしている時に、
『勉強の質を良くしよう、量を増やすよりも』
『勉強の量を増やそう、質を良くするよりも』
こんな2つの場面があったら、どっちがより正解に近いような気がするでしょう?
片方を選ぶとね、もう片方もなんだか大切な気もしてくる感じがしますよね。
案外、難しいかもしれません。
きっと、これを読んでいる人によって、想像している様子が違っているでしょうから。
大切なのは、量と質とは二者択一で考える要素では、微妙に無いということ。
量の多い少ない、と、質の良い悪い、とを2軸にとって考えてみます。
図解しようとしたんですが、やや手間なのですみません。
各自手元で描いてください。
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「量は多くて、質が良い」
「量は少なくて、質が良い」
「量は多くて、質が悪い」
「量は少なくて、質が悪い」
この4つのエリアについて考えてみます。
勉強なんかで習熟度を考える場合、最強なのは「量は多くて、質が良い」ですよね。疑問の余地もありません。勉強量もすごいし、その中身も驚くほどの学びになっているわけですから、理想です。
その逆に、「量は少なくて、質が悪い」は言わずもがな。そもそも、勉強していない状態では、その勉強の質の良し悪しを論じることさえ、ありません。
この2つは分かりやすい。
じゃあ他の2つはどうでしょう?
「量は多くて、質は悪い」は、割と想像しやすいんじゃないでしょうか?塾にいても、よく言われることです。
「うちの子、一生懸命やっているのに成果が出ないんです」って感じかな。これをリカバリーしていくのが我々の役回りなんですがね。
じゃあ「量は少なくて、質は良い」は、どうでしょうかね?勉強なんてしてないのに、その勉強内容は素晴らしい。
そんなこと、あり得ませんよね。
長ったらしい話になりましたが、何より大切なのことはここ。質が良くなることは、量に先立つことはないんです。どんな分野であれ、量がこなされて、その先に良質なものを生む余地ができるんです。
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さっきの4つのエリアでいうと、ね。
均等には存在しなくて、実際は「量が少ない」ところから「量が多い」ところに移行する際に、枝分かれするって感じなんです。
だから、初学者やまだまだ未熟なうちは、第一に量を増やさないと何にも始まらないんですね。
で、その先になってからやっと質を良くする価値が生まれる。
けど、これって『100回やったらOK』みたいなラインって別にないじゃないですか。そこは終わりが来ないんですよね。プロの人ほど、いつまでも練習したり挑戦したり、実験したり検証し続けている。
だからこそ、いつまで経っても『質より量』なんです。
質を良くするのは、途中途中に現れるけど、量がないがしろにされる時は来ません。
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本当は、大好きなバスケ選手の話題を書こうと思ったけど、字数が多くなったんで辞めます。この塩梅も、書いているワタシ自身がまだまだ分かりません。練習し続けないと、まだ身につきません。
文章って難しいですね。
けど、毎日毎日書いているからこそ、分かることも増えるし、質をよくする工夫にも出会える。そうやって『質より量』を、ひとつずつ積み重ねるのです。
今日はこんなところで終わりにしようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日が今日より少しでもよくなりますように。