優秀な子だからといっても、相応の悩みがある。よく見てあげよう、1人ひとり。

ブログ
スポンサーリンク

こんにちは、jinbocchiです。

このブログは、毎日毎日、少しずつでもいいから文章を綴ることで自分のアウトプットの力を伸ばしたい、という自分勝手なブログで、毎朝7時に更新されます。と言いつつ数日、朝には更新されてません、頑張ります。

もし記事一覧をご覧になられる方は、上の筆記体みたいなロゴからお願いします。

★★★★★★

花粉症がひどいと思いつつも、このご時世でマスク当たり前にしていると割と大丈夫なんだなぁと、最近思います。

薬を飲んでおさえていて、効き目が切れたら反動でひどいと感じているだけなのでしょうか?なんとも言えませんね。

けど、今年は例年よりも外に出る機会が減っているからだと、やはり思いました。毎年、高校入試の発表の日は一時間程度外にいてノックアウトでしたもんね。

jinbocchiです。

さて、今日は『優秀な子だからといっても、相応の悩みがある。よく見てあげよう、1人ひとり。』というタイトルでお届けします。

★★★★★★

「優秀」というワードは、少し色んな捉え方があるのですが…!

学業成績やテスト・模試などの成績が高いという意味以外にも、人気や人望があるような友達の多いタイプ、部活動や学級活動でみんなを引っ張れたりまとめられたりするタイプ、仕事とか業務とか役割が発生するような率先して動くタイプ、また、学校外でも、習い事の世界や趣味などの大会で好成績を残しているタイプ。

などなど、たくさん。

仕事柄、そういう子を何人も見せてもらえました。

彼らは、ワタシの経験上どこか“大人っぽい”んですよね。

何故だか分かります?

★★★★★★

なんか偉そうな問いかけで上の段を終えてしまいましたが、そんな大それたことでもないし答えが唯一あるものでもないので、ワタシが思ったってだけのことを、それっぽく述べます。

さて、何故かというと。

「優秀」というタグのせいで、理解されにくい悩みを持っていることが多いから、です。

とかく塾の世界にいると、成績が上の方にいる場合は「優秀」であるし、その友人たちからすると明確に「あの子は出来る」「あの子は頭がいい」となるわけです。

数字として確かなものが出ちゃうが故に、それは嘘ではありません。

ただ、「優秀」な子はあまり悩みがなくて、「優秀」じゃない子は悩みが多い、と感じられやすいんですよね。

例えば100人の学年でテストをしたら、80位くらいの場所にいると悩みが多い(=対策すべき教科が多い、やることが多い)と感じられ、20位くらいの場所にいると悩みが少ない(=対策すべきことはあるけど、まぁまぁいい順位なんだから悩まないだろう。そんなに。)と。

けど、その100人の世界だけで捉えたらそうかもしれませんが、別にテストの世界だけで生きているわけじゃないでしょう?

その子には、その子のコミュニティーが他にもあって、その子のパーソナリティはテストだけでは測れないんす。

けど、なんだか知らんけど勉強で「優秀」タグがついちゃうと、何にしても「優秀」なんだろうと勝手な想像がまとわりついて、当の本人は時には迷惑しているとさえ、思います。

★★★★★★

そんな彼らは謙遜もしにくいし自慢もしにくい。

そんな中で、実際に悩みもたくさん出てきます。別に順位とか成績に関係なく、その人にはその人なりの不安や心配がありますよね。

勉強に限らず、スポーツや文化活動でもそうだよ思うんよね。優秀な人は、どこか誰かに聞ける様子もない。

それを相談できる場所が無い。

先のような世界の中ではなかなか周りに聞けない。

ヘタをすると学校や塾でも、そういうふうに扱われるわけで、余計に誰かに聞けない。

そういう気持ちで、愛想笑いというか、空返事も増える気がしててね。

結果的にそういうのを“大人っぽい”んだと錯覚します。

けど。それって気を遣ってるだけな気もするんですよね。

★★★★★★

塾にね、ひとりの高校生がいました。

その子は女の子で、友人も数人一緒に通ってくれています。

その子は、今まであげたような「優秀」な方の子です。

けど、一年に一回くらい、色んな期待や不安がのしかかる時期があって。

そういう時には笑えてない笑顔を返します。

もう通っている期間も長くなったので、慣れたものではありますがね。

そんなおり、話を聞いてあげられると、どどっと泣いてはスッキリして、言いたいことや聞きたいことを言ってくれる。

けど、やっぱ、本人的には『聞いちゃうと迷惑かな』とか『自分で何とかしないといけない』とか、割と思ってて。

そうやって場所を作れるだけでも、良かったなぁと思います。

★★★★★★

そんな彼女が、何気ない会話で言ってくれていたことがあって。

テスト前に何度も問題集をやって、それでも物理が不安で、大丈夫かどうか、と思っていたらしいんす。

そこに、どうやらワタシが「大丈夫だよー、そんだけやってれば。イケるよー」と声かけたらしい。

いや、ワタシからすると、よくやってるのは分かっていたし、そんなに深刻でも無く、自信持ってやれるよー、と話しかけた程度だったんだけどもね。

帰りの車の中で、お母さんにも話してくれて、なんかめっちゃホッとしたらしいんよね。

ホッとして泣いちゃったらしい。

正直、嬉しい気持ちと同時に、めっちゃ反省しました。

そんなに不安だったのかと、まだまだ読み取れていないんだなぁ、自分はと。猛省ですよ。

ワタシたちの見えている世界の後ろに、見えてない世界があって、そこをどれだけ汲み取れるのか。難しいけども、小さな一言が大きく響くこともあるし、逆も然り。

言葉の重たさや尊さを感じながら、また今日もブログを書いている次第です。

長くなっちゃったので、この辺で。

明日が今日より少しでもよくなるように。

タイトルとURLをコピーしました